読書百冊意自通ズ覚書

読んだあと、何かしらの余韻を残していく物語たちを、みんなどんな風に読んでいるのだろう?The note of reading one hundred books makes you understand more clearly.

オンリー・ミー ~私だけを~

友人が貸してくれた本なのだが、 けっこう長いことほっぽり出してあって[1]、次に会う時までに読み終わらねばならぬ!と息せき切って読み終えた。なぜなら、前半はいまいちだからだ。

 しかし後半はすごく面白くて、電車の中で何度も肩が震えてしまった。ま、あれは笑っちゃイカンと思うから余計におかしいというのも大きいが。

オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)

オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)

 


 友人はチャゲ&飛鳥のところが面白いと言っていたけれど[2]、他のところが面白かった。ツボが違うんだな。チャゲ&飛鳥も面白かったけど。

 自分的なヒットは、「MAH MAH MAH」とチャゲ「あんドー」飛鳥のあんドー=三谷幸喜ってところ。[3]

 一番おかしかったのは、言い間違いの話。「振り返れば君がいる」には爆笑だ。


 その他、後半に行けば行くほど笑えた。
 しかし、なんだかこの人に共感してしまうなァ。誰もいないプールで水着脱いだり、泡風呂の栓抜いてみたり、してしまう気がする、ナチュラルに。[4]
 この人、不運なところはあるけど、至ってフツーの人ですよ。
 フツーの人が不運だとこんなに面白いものなのか。あ、だから幸喜様[5]はフツーじゃないんだぁ。そっかァ。

 

notes
[1] 昔から私は人が面白いと勧めて貸してくれる本に興味を示さない天邪鬼(?)タイプの人間だった。
[2] 清書している今となっては、内容など微塵も覚えていない…。
[3] この辺はおぼろげに記憶があるような?
[4] 
大・問題発言。当時の私は一体何を考えていたのか。この本の内容をろくに覚えていないので何とも言えないが、滅多なことは言うものではない。冷や汗が出た。
[5] 
三国志RPGのところであった話。あの幸喜様ーっていうの、面白い。(と、当時の注釈にあるものの、今となっては記憶の彼方…)