読書百冊意自通ズ覚書

読んだあと、何かしらの余韻を残していく物語たちを、みんなどんな風に読んでいるのだろう?The note of reading one hundred books makes you understand more clearly.

2013-01-01から1年間の記事一覧

10th Anniversary

本日、サイト開設10周年を迎えました。 十年一昔と言いますが、一昔も前(!)から始めたことになります。 親しんだ読書の世界から離れてしまわないように、なにか始めよう、とスタートした覚書でした。 覚書をしていくうちに、ほかの人はこの物語をどんなふ…

ユダヤ人は有史以来 パレスチナ紛争の根源/上下

ユダヤ人について知りたいのでなにかありませんか、と恩師に尋ねたところ、薦められたのが本書と、ルイス・ワース著の "The Ghetto" であった。動機は忘れてしまったが、まとめて読んで知識を身につけようと思ったことは覚えている。 そもそも学校教育の現場…

半日の客 一夜の友

二人の対談が100回を超えていた(!!)ということが今回わかり、本当に驚いた。対談は何冊も読んでいるし、相当やっているだろうということは考えるまでもないけれど、100回を超えているというのはさすがに脅威の数字だろう。 そして真に驚くべきは、回数も…

文学全集を立ちあげる

まずびっくりしたのは、丸谷があまりしゃべっていない、ということだ。 まぁ丸谷もお年だし、オブザーバーとして考えていたのかな、と思うけれど、それにしてもびっくりするくらいしゃべっていない。今までの対談では、だいたい丸谷の様々な知識や見解が展開…