読書百冊意自通ズ覚書

読んだあと、何かしらの余韻を残していく物語たちを、みんなどんな風に読んでいるのだろう?The note of reading one hundred books makes you understand more clearly.

2009-01-01から1年間の記事一覧

のだめカンタービレ #23 - The Last Lesson

最終巻!? 11/27に新刊が出ることはAmazonで見て知っていたけど、朝ラジオCMで「感動のフィナーレ!」的なセリフを耳にして、びっくりしながら本屋へ向かい… 最終巻だった。 そろそろ終わるだろうとは前巻22巻でも思ったけど、続き1冊で終わるとは……!完全な…

レヴィ=ストロース

レヴィ=ストロースが亡くなったらしい。100歳……ということは、今年生誕100年の太宰と同じ年ということか。 フランスの人類学者クロード・レヴィ=ストロースが死去、100歳 - CINRA.NET レヴィ=ストロースの著作は読んだことがないけれど、高校生の時、橋爪…

子どもの宇宙

「子ども」とタイトルにもあるように、子どもについて書かれている本なので、子どもための児童文学書の引用がすごく多く、自分が全然読んでいないことにびっくりした。 タイトルだけは知っているものから、児童文学の世界では有名らしいけれど全く知らない本…

坊っちゃん

映画やTVなどでずいぶん映像化されているので、どうもそのイメージが強かったよう。そのどれひとつとして見たことはないのだけれど、断片的な映像を見て誤った情報としてインプットされていた。(それはインプットする時、自分で間違えていただけ) だって山…

レキシントンの幽霊

本格的な村上春樹の小説(短編集だけど)の覚書は初めてじゃないだろうか?まあそれだけ『ねじまき鳥クロニクル』の後のスプートニクなどが耐えられなかった[1]ということだろう。 この本を読む気になったのは、村上作品を読まなくなってしまう前の短編集だ…

ハリー・ポッターと謎のプリンス

初めてハリーポッターを映画館で見た 公式site: ハリーポッターと謎のプリンス 場所は新宿バルト9のシアター8。映画はあまり見ないので、フィルムがいいのか映画館がいいのかわからないけれど、画面がというより音がよかったような気がする。 内容はというと…

のだめカンタービレ #22

むきゃー!! 新刊が出ている!買わなくてはっっっ というわけで買って来た22巻。 千秋と自分がやりたかった演奏を、想像以上の形でRuiに実現されてしまって虚無感に襲われるのだめ。そこへ 「のだめちゃんがやりたかったこと、一度はやってみたいでショ」 …

ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック

とても読み易い小説以外は、小説より そうでないもの、、、、、、、の方がずっと読み易い、と最近思う。 長い間ほとんど小説を中心に読んできたので、そういうことに気づかなかった。もっとも、それは単に自分の想像力がひんこん、、、、だからというのにす…

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

ハリーポッターの新作、謎のプリンスを見に行こう!ということになったのだけれど、前作“不死鳥の騎士団”を見ていなかったので見てみた。 途中(前作など)は、なんだかあんまり面白くないなあと思っていたのだけど、今回は面白かった。特に何がよかったとい…

イデアマスター―GLASS HEART

大まかにカテゴライズして、このグラスハートというシリーズは、「若木未生の中では一番好きな作品」で、とりあえず「出たら読む」に属している。藤本ひとみでいうところのKZ[1]です。この作家のメイン作じゃないんだけど、自分的にはヘタなメインよりこっち…

“神がかり”的な ― THE DARK KNIGHT

凱旋上映と銘打たれたダークナイトの再上映に行って来た。 よく考えたら、一人で映画を観に行ったのは初めてだ。映画がそれほど好きじゃないのだから、当然と言えば当然か。 衝撃的な死を遂げたヒース・レジャーの遺作となったダークナイト。 ちょっと期待し…