読書百冊意自通ズ覚書

読んだあと、何かしらの余韻を残していく物語たちを、みんなどんな風に読んでいるのだろう?The note of reading one hundred books makes you understand more clearly.

[国内]-河合隼雄

無意識の構造

個性的であるとか文学的であるとかいうことをまったく考えなければ、河合隼雄はもの凄く文章が上手である。そう深く思わせる本だと思う。 とても難しい内容なのに、実にわかりやすい。丁寧に説明されているし、何より文体が、というか文章そのものが軽い。の…

子どもの宇宙

「子ども」とタイトルにもあるように、子どもについて書かれている本なので、子どもための児童文学書の引用がすごく多く、自分が全然読んでいないことにびっくりした。 タイトルだけは知っているものから、児童文学の世界では有名らしいけれど全く知らない本…

小学生に授業

国際日本文化研究センターの教授が、小学生に自分の専門分野に着いて講義した授業記録が本書だ。 この『小学生に授業』をするという発想が面白いと思う。どんなに高名な大学教授でも (国際日本文化研究センター教授は、皆世界的権威ばかりらしい)「小学生…