蒼き炎のゴブレット - ハリー・ポッターと炎のゴブレット
言わずと知れたハリー・ポッターのシリーズ4作目、“炎のゴブレット”。
ちなみに、ハリポタは前3作全てレンタルで観ている。炎のゴブレットは映画館で観たかったんだけど、いつの間にか公開が終了していた。
最近のCG技術は相当素晴らしくて、本当にこういうファンタジーの表現にはほとんど文句のつけようがないんじゃないか?とか思ってしまいます。そういうのを楽しみたいなら、やっぱり映画館に行かなきゃね!とは思うものの、この作品を映画館で観れずに残念かと問われれば、答えはNO。
シリーズ物だからまだしもだけど、ストーリーが間延びしてて、正直つまんない。
三大魔法学校が出てくるというからそざや面白かろうと思いきや、そのシチュエーションを生かしきれてない感じ。
悪者も意外性も何にもないし、三大魔法学校対抗試合の挑戦者フラー・デラクールもビクトール・クラムも超影薄いし……
ハリーの初恋の相手!とかって話題になってたチョウ・チャンとのストーリーも大したことなくて肩透かし。
ロンがすねちゃまになるのも脈絡があるようなないような、ハーマイオニーのヒスり方もいまいちよくわかんないし……ロンが好きだからとかいう話ですけど……
シリーズ物としてはヴォルデモートも復活したし、次作を見据えた展開でいいっちゃいいんだけど、単品で観るといまいち感はぬぐえず。
セドリック・ディゴリーも殺すことなかったんじゃん?瀕死の状態でハリーが連れ帰る…とかじゃダメだったんですかねぇ。
原作を読んでいないので、その違いとかよくわからないけど、wikiで見る限りではやっぱり映画とちょっと違うし、映画では原作の内容が描ききれてない様子。
だから時々話の流れがわかりにくかったりするのかもしれない。
でもファンタジーの映像化としては、成功しているよねと思う。
天気が圧倒的に悪いのはイギリスだからか?
女子校ボバートンの生徒が入場するシーンとか面白かったけど、「ha~」とか揃って肩を落とすシーン、撮影している時はさぞかしマヌケだったろうと思うとおかしい。
映像で観ると圧巻なんだけどね。