読書百冊意自通ズ覚書

読んだあと、何かしらの余韻を残していく物語たちを、みんなどんな風に読んでいるのだろう?The note of reading one hundred books makes you understand more clearly.

2003-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ホルムヘッドの謎

始めの方をちょこっとだけ読み、そのままにしちゃっていた本書。なぜなら、『イギリスはおいしい』『イギリスは愉快だ』 [1]の方が面白かったからである。 しかしこの本で大発見!したのは、ロンドンを旅行していた際、個人的、ごく勝手に「島」と呼んでいた…

遊び時間2

2からいきなり読んでいるのは、友人が1を貸す前に「2」を貸してくれたからである。 たぶん、あの人の部屋のどこかには「1」があるのだらうけれど、例によつて例の如く、 他の本に埋もれて発見するのは至難の業、という状態なのでせう。本人に言はれなくつた…

大いなる眠り

フィリップ・マーロウの映画としては最も有名と思われる、“三つ数えろ(1946)”[1]の原作、『大いなる眠り』"The BigSleep" である。 ちなみにマーロウの一番の代表長篇といえば、やはり『長いお別れ』"The LongGoodbye" だろうか。この『大いなる眠り』もも…